バックリンクは規制されているからこそ価値がある。

Googleはページランクの更新頻度を低下させることで様々な虚を付いたバックリンクを無効化し抑制することに2013年は注力してきました。しかしながら、その成果はまったくなく、被リンクが巧妙化するだけの結果を生んでいます。

しかし、そのGoogleの方針が曲解されることでコンテンツSEOが隆盛を極める結果となり、低品質なコンテンツが量産されるという弊害を生んでしまいました。もちろんこれらの状況を加味した結果、ペンギンアップデートやパンダアップデートというものを生成したGoogleでしたが、結局は駆逐することができずに非常に残念な結果を生み出しています。

その結果どうなったかというと悪質な事例については通報や調査を元に駆逐するとい
う非常に前近代的な手法でコスト超過を招いてしまっています。唯一の救いがあるとすれば、GoogleウェブマスターツールやGoogleアナリティクスなどツールで紐付けて一網打尽にするだけとなります。

しかし、これらはあくまでも対処療法でしかなく、工数がシステマティックに消化できるものではないのです。一度、Googleに補足された人はどうするでしょうか？悔い改めてホワイトハットSEOに精進するというのは、あまりにも善人説に基づき過ぎです。

バックリンクの分散だけではなく、Googleの提供するツールのIDの分散化、またはそもそもツールを使わないなどの弊害が生まれることはGoogle自身も認識できるはず
なのに疑問しか生じないのは何故でしょうか。

捕捉されたらリカバリーできないような強烈な鉄槌を下さない限りは根本的な解決はしないのは自明の摂理です。